東京都写真美術館

3階。「ヴィジョンズ・オブ・アメリカ」展。3部作の最後。
テーマは路上、砂漠、戦場、家、メディア。この中では砂漠が意外だけど、奈良原一高篠山紀信らの写真を持ってきていて、砂漠というか荒野なアメリカのイメージはうまい。
他にも沢田教一ベトナムの川を泳ぐ親子の写真や、アンディ・ウォーホルマリリン・モンローメイプルソープの黒人男性と白人女性の水着の写真、チェ・ゲバラボブ・ディランオノ・ヨーコポートレートなど有名な写真がいっぱい。
2階。「オン・ユア・ボディ」展。新進作家展ということでテーマは「身体」なのだけどちょっと微妙。ダンスとかするのかと思ったんだけどそうじゃないのね。
ずーっと立ってる映像や、テレビを見ている人々を写した写真が印象的。あと、衣装と髪型を変えて同じ人が映っている澤田知子の写真。この人はいい意味でブサイク。
地下1階。写真新世紀東京展2008。毎年恒例の新人写真家の公募展。
いつもながら「自分らしい感性で撮った写真です。」ってジコマンな写真が多い。コンセプトが絞られてないんだよね。こん中から優秀な才能の芽を見つける審査員は大変だ。
優秀賞の「ヨッシワールド」も目は惹くけど、だからって感じ。一番よかったのは「テレパシー」かな。コスプレっぽい人が輪になって手を挙げている姿はシュール。梅佳代に似てるけど。
最後に1階で来年のカレンダーを買った。