沖縄旅行七日目

夜中に目が覚める。蚊に刺された。寝直しても蚊の羽音が聞こえて眠れない。頭から毛布をかぶる。
そのせいではないけど、慌てて朝食を食べて宿を出る。予想通り、20分で兼城港に着く。
フェリーなはに乗って、渡名喜島で降りる。降りたのは私一人だけ。自転車もちゃんと降ろされてた。
さっそく港の反対側の海岸へ。あっというまに着く。そして、なんにもない。
船の汽笛が聞こえたので、港に戻る。那覇からのフェリー。これが行ってしまうと明日の10時まで島は閉ざされる。
まずは坂を登って、渡名喜里遺跡に行く。ドコモの基地局があった。ソフトバンクは全島圏外。頂上からの展望は島の集落が一望できる。
上でぼーっとして降りてきたら、「ふくぎ食堂」で昼食。普通の赤瓦屋根の民家で食べる。日替り定食を頼んだら、肉炒めだった。
それから宿「民宿ムラナカ」にチェックイン。6畳の和室だけど部屋はきれい。荷物を置いて再出発。
島の南を回る。0mから一気に登るのでつらい。島尻毛散策道や大本田の展望台を歩く。だんだん天気が悪くなってくる。
と、坂を下り途中から雨がぽつぽつと降り始め、下り終わるとザーザーと本降りに。びしょ濡れになって、宿に戻る。
しばらく部屋で雨宿り。雨が止んでから、徒歩で集落を散歩。白砂の道路にフクギの生け垣、赤瓦屋根の建物と独特の景観。竹富島と違ってまったく観光化されてない。
夕飯を食べて、夜になってライトアップされたフットライト道路を歩いてみる。曇ってなければ、星も見えたのに。