2006-10-28から1日間の記事一覧

天使の卵

村山由佳著。あっという間に読めた。なんというか…まっすぐだ。さいきんは、ぐいぐいと力あるリアリティを持った長篇大作や、唸るような心地よいストーリー展開の小説を読んでたからあまりにさわやか。この話には3つの死があって、それぞれに悲しむ姿が描か…

天使の卵

TOHOシネマズ錦糸町。これはずいぶんとひどい映画。脚本も演出も音楽も悪い。なにより主演の市原隼人が悪い。セリフがみんな力強くぶっきらぼうに聞こえる。 ただでさえ、原作モノは小説と比較して情景描写に不足感を抱きがちなのに、語り手を夏姫にしちゃっ…