戸田正寿「HEIAN」展

東京都写真美術館2F。相変わらずチャレンジングな展示ですよ。
白木の中に生き物が「置かれてる」。
生きてるのに無機質。冷たいのに木の温かみが薄い赤系の色で表現される。
絵画のように見えるが写真。
写真なのにリアリティと近くも遠くもない、別の空間に存在してる。
どこまでも続く永遠を写したものでもなく、かけがえのない一瞬を写したものでもない。
それは、実験。アート、美とは何かに対する実験。それを探す道すじ。