写真美術館

hifie2006-12-03

久しぶりの東京都写真美術館。なのだけれど、着いたのは閉館1時間前の5時。今日の展示は良かったので家でうだうだしてないで、もっと早く来れば良かった。
こんな夕方にでも来たのは、今日で終わってしまう展示が2つあるから。そしてその意味では、たとえ夕方でも来てよかったと思う。時間がなくて両方とも30分ずつしか見られなかったのが本当に残念。もっとゆっくり、だらだらと味わいながらみたかった。
はじめに行ったのは2階の写真新世紀展。毎年開催されてて行くのはこれで3年めかな。この写真展の趣向で、前年度のグランプリ受賞者の個展も並べられてる。街の人々がおしゃぶりをくわえてる写真で、人々の幼児性をそのまま表現してる。前年度は4人の女性の写真のひとだと知って、この人は物語を作る人だ、と思った。そしたら去年の感想でおんなじことを書いてた。
で、今年のグランプリは双子の写真を撮った作品。これはうまいな、扱いが。同じように見えて違う、違うように見えて同じ。外身も、中身も。人間ってなんだろうって思う。他に「On her skin」というのと佳作の空の写真に惹かれる。こういうの弱い。でも、もっとちゃんとみたかった。
写真新世紀展は無料だから次があんまり面白くなかったらまた来ようっと思って地下1階へ。そしたらこれまた当たりだった。パラレル・ニッポン現代日本建築展。写真美術館なのに建築がテーマで、たくさんの建築物が写真でみれる。しかもちゃんとした解説がついてて、すごくためになる。現代社会のいろんな側面をみせてくれる建築物の数々。My favorite placeの1つ、横浜の大さん橋ターミナルがあってうれしかった。