東京都写真美術館

3階。ヴィジョンズ・オブ・アメリカ第2部。
始めは、はっきりとしたシャープな、ぱっと見には普通の写真。ニューヨークの町並みを写しているけど、今を知らないから違いがよくわからない。白い月ってアメリカ人には特別なものなんだろうか。
キャパの有名な写真は見たことある。戦争の写真は臨場感があって、唯一のメディアとして当時に与えた衝撃は大きいと思う。
FSAによる農民の記録写真も聞いたことある。日本だとどうなるんだろう。
地下1階、2階。液晶絵画。映像を中心とした動く作品展。
ウサギの死体が腐敗していく様子を、固定カメラで倍速で映していくのは、グロテスクだけれども人目をひきつける。
あと、いろんな人が脱いでいくシーンを、肩から上・腰から上・腰から下で分割してばらばらに映していく作品。エロくて、エロくなくて。女性目線だとどうなんだろう。
自分自身の姿が少し遅れて映される作品も不思議な感じ。うろうろ体を動かして楽しんだ。
森村泰昌は「真珠の耳飾りの少女」になりきり。どうでもいいけど。隣の部屋の作品のアトリエの机に置かれた本の中にドラえもんを発見。