システムはなぜダウンするのか

大和田尚孝著。「プログラムはなぜ動くのか」から始まる、なぜなぜシリーズ。本屋に平積みされてて、テーマ的に障害とか信頼性とか基盤ぽくって買った。
たしかに前書きにあるように「なるべく多くのダウン(障害)を経験する」ことの代替として本書を読んでみたのだけど、正直期待していたほどではなかった。元が日経コンピュータの記事だからか、「こんなことが起こりました」っていう程度のレベルで、障害発生時の混乱した対応状況とか、障害原因を生んだ歪んだ開発体制みたいな、現場レベルのどろどろ感がなかった。
ただ、けっこう前提知識を低く想定して説明されているので、読みやすいしわかりやすいと思う。

システムはなぜダウンするのか

システムはなぜダウンするのか