罪と罰
ドストエフスキー著、亀山郁夫訳。全3巻。
「カラ兄」を読んだらこれも読まねば。1巻の発売時からマークしてたけど、全部発行されてから買う、と我慢してた。
そして片道25.5+2時間の船旅。これは旅のお供に必須でしょと思って持ってった。
確かに大作ではあり読むのに時間がかかったところもあるが、想像以上におもしろかった。
読みながらNODAMAPの贋作・罪と罰を思い出してたのだけど、話は全然違ってた、気がする。そもそも観たのも3年以上前だからよく覚えてなかった。
でもいずれにせよ自分が思ってた展開どおりには話が進まず、あちこちと脱線して、でもそれがラスコーリニコフの性格や心理描写や彼をとりまく人物や土地の風景になってる。
読み終えた印象としては「罪と罰」というより、「罪と愛」なかんじ。
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